穏やかに過ごせますようにと祈りが届いているかの如く

今日の湘南。

富士山も御機嫌良く顔を出し

太陽燦々と注がれる中、春日和な海が漂っています。

自然の良い気に満ちた日は創作日和な日。

アイデアをノートに書き込むペンが一層進みます。

 

 

2018年にリリースした私のアルバム「Reborn」の中で一番人気の曲はどの曲だと思いますか?
カバー曲「恋人よ」です。
「恋人よ」は言わずと知れた昭和歌謡のヒット曲。
原曲の通りもちろん日本語で歌っています。
当初は英語圏からのリスナーの食いつきをそこまでは極端に期待していなかったというのが本音だったんです。
し。か。し。
この「恋人よ」…..驚くことに……実はリリースして以来、海外からのダウンロード数の方が国内数よりも圧倒的に群を抜くという結果が続いているんです。
デジタル時代に相応しくというんでしょうか。北はアラスカから南米までそして東西アフリカ、東西ヨーロッパ、中東を含めアジア全域と
ワールドワイドに愛聴して頂けてます。
音楽は国境を平らにしていると実感する時ってこんな瞬間ですね。
というわけで。
「恋人よ」リミックス版を間もなく配信するにあたり今日も音を足す作業が刻々と続いております。
自分のことであればあるほど俯瞰(ふかん)してからでないと行動しない。最近では心がけになっている。他人の目の様に客観視して自分のことを淡々と見て判断すると周囲で起こっていることの真相が解明しやすくなったり不快な出来事を回避しやすくなる。これまでこの心がけにどれだけ救われたか数知れない。
大袈裟かもしれないがそれを信じて判断すると物事の展開に救われたりするから、そのからくりはいつしか物事の表と裏両面を見てから決める自分の癖にすらなった。
物事を一歩引いて見ていると一時的に過酷な状況、かなりイケてないシチュエーションにさらされたとしても次は?と腹を括れる余裕が生またりする。そうなればしめたもの。全体像を眺めながら見る景色は爽快という日も増えたりするから生きていることは捨てたものじゃないとも思えてくる。リアルな人生はゲームのようだしバクチのようだ。
一生は永遠に続かない。いつか終わりが誰にでも来るのだから有限なことに敏感でありたい。
「時は金なり」という言葉の通り無駄な時間の使い方ほどもったいないことはない。
今年に入り更に加速する情勢や世界の様変わりに私達は翻弄されそうになることも多いしその真っ只中な最中の今。
せめてできることと言えば、明快な時間の使い方をしてそれに傾注する揺るがない術を磨いていくこと。それってとても大切なことだと思います。混沌とした状況の中でも気持ちだけは心が健康で元気でいられるのか?
自分を俯瞰する習慣はこれからも続きます。。。
アナログ脳だった私でさえも、インターネットの普及に伴ったテクノロジーの進化にあやかってコンピューターで音楽制作できる!時間と共にシフトチェンジしていける面白い時代到来です。
音楽制作し始めた当初は戸惑いもありましたが実際初めてみればそれなりにできてしまったりと目から鱗ものでした。五線譜の上で作曲するよりも創造力を駆使できて、自由に楽しんで曲作りができてしまう。それがDAWユーザーをここまで虜にしている理由なのかもしれませんね。
音楽をやりたい人が
やりたいことを 
やりたいだけ やれる時代なんだと思います。
机の上の作業と言えば2020年の今を生きる私達にとってコンピューターはすぐに浮かぶ道具。でもそれを使って自宅で気軽に音楽制作ができる。
ここではその時によく使われている業界用語についての解説とLogicを使い始めた理由を説明します。
まず日本国内で音楽制作する人がよく耳にする用語として「DTM」があります。
DTM」=「デスクトップミュージック」机の上で音楽制作することを意味したくて日本国内で呼ばれるようになった名称らしいです。実際、国内の音楽関係者や楽器ショップに問い合わせする時にDTMを始めたいと伝えてもほぼ100%やりたいことは理解してもらえることでしょう。
でも気をつけたいのは、国外の人や英語圏の人に向けて音楽制作の話しをしたい時。「DTM」とはバッサリ言ってしまえばカタカナ英語 or 和製英語です。英語圏の人にDTMと称して音楽制作の話しを進めたくてもスラング英語の「しすぎる」(doing too much) や「絶交」や「死」(dead to me) を連想されてしまいますのでグローバルな環境での使用は避けましょう。
「DAW」とは「Digital Audio Workstation」が正式名で、そのまま頭アルファベット呼びで「ディーエーダブリュ」と呼びます。「DAW」とは元々、コンピューターで音楽制作をする時に必要になってくる「道具」=コンピューター上では「音楽制作ソフト」=「ソフトウェア」を差しますが、グローバルな場所では音楽制作全般を総称した意味も含めて使っていると認識しても良いでしょう。
 
DTM」という言い回しは日本語独特の表現です。インターネットで音楽を広めることが主流の時代背景にそぐわない言葉だと私個人的には思う用語です。インターネット上で同じ土俵で世界中の人達と繋がる時代に世界に共通する言葉や表現を使うことは心得ておきたい知識です。国内で一般的な呼称とされているDTM」という言葉自体がグローバルな音楽業界には存在しません
その場の人や環境によって言語や言い回しを使い分けることと同じく、表現方法もシフトチェンジ出来る引き出しを持つことは色々な場面でこれから必要に迫られることは言うまでもありません。ここではほんの一例を触れているに過ぎません。この言葉に限ったことではないということです。これまで音楽の仕事で私は30カ国以上を訪れましたが、そのたびに関わったミュージシャン、音楽関係者が音楽制作に使っていた言葉はDAWです。
 
先月、Los Angelesで行われたLogic Pro Xのワークショップに参加した時も、講師でありApple Logic Pro X の教則本を監修するDavid Nahmaniが惜しみなく冒頭からDAW」という言葉を使って音楽制作についての講座を繰り広げていたのが印象的でした。その講座は4日間に渡ったのですが、その間一度でもDTMという表現は使われることはなかった事を付け加えておきます。
それではDAW」を実際に使う時、まずどこの会社の物を購入しようか。。。迷いますよね〜。
その位にDAWは各社それぞれ特徴も値段も違うなど選択肢が広い。
 
因みに私が探していたMac仕様のDAWだけ調べてみただけでもざっと次の名前が出てきました。
Logic (Apple) 
Live (Ableton) 
Cubase (Steinberg) 
Pro Tools (Avid Technology) 
Studio One (Pre Sounds) 
Reason (Propellerhead) 
Reaper (Cockos), 
FL STUDIO (Image-Line) 
Digital Performer (MOTU) 
Bigwig Studio (Bitwig)
Sonar *現在、Cakewalk (BandLab)
最終的にこの中でApple社のLogicを選んだわけですが、その理由を4つに分けてまとめてみました。
 
①まずは値段。
DAWの価格帯相場は5万円以上のものが大半でした。最初の一歩としてお試し感覚も半分ありだった当初の心情としてはお手頃価格からスタートできないのかということが念頭にありました。
Logicは2万円代で手に入った点は衝撃的でした。自社製品だからできたコストパフォーマンスなんでしょうね。
②英語圏ユーザーのそれも多くがミュージシャンのユーザーからの熱い支持率。
検索していたら沢山高評価を発見できたことにまず驚きでした。YoutubeでもLogicのオンラインレッスンなど世界中のユーザーからの情報も豊富だったこと。世界の人口を考えたならこの点は抑えておきたいポイントですよね。Logicから派生して様々な後着けのソフトウエアなど駆使して活用している絶賛レビューの数々を目にし、そんな支持率の高さからも選ぶのは正しいと判断しました。
③アナログ脳の私でも理解できた。
まず作業画面のデザインが他社DAWと比べた時、簡単そうだったこと。シンプルで見やすいデザインで理解しやすそうだったこと。初心者がデジタルデビューの幕を開ける時には心強い要素がLogicには備わっています。あの時の第一印象は大正解だったと作業している今でも納得済みです。
④機能の制限がない。
値段が安いというDAWの場合にはそれに伴った不利な条件というものがあったりします。トラック数や音源が制限されていてバージョンアップは追加料金みたいな。
それに対してLogicは差し当たり不利理由が見当たらなかったという点です。それどころか、使用する際に機能の制限がなく数千もの音色の選択ができたり数万のループ素材が付いてきてピッチ補正機能も付いていて….etc.Apple社のDAWはこのLogic一つのバージョンのみだったのも分かりやすく機能が満載とDAWの初心者には分かりやすいシステムということは魅力的でした。
これからLogicを使う楽しさを音楽制作の様子も交えブログ更新していきます。
 
どうぞお楽しみに!

 

船生活で美容についての質問をよく受けます。

女性から特に多い質問を上げると潮風にさらされて日焼けしやすいのではないかという質問。

SPF70+からSPF100+の日焼け止めをこまめに塗る事は欠かしていないのは確かです。

船内は年中エアコンで密封されています。陸にいる時よりも遥かに乾燥した空気の中にいる時間が長い。ここが気をつけたいポイント。船生活で肌の乾燥対策に行き着いた私の結論は次の二つ。

顔に塗るファンデーションは乾燥を更に促すので塗らない。

元々ファンデーションが顔の上にのると息苦しくなるのが嫌で塗らないでいたら乾燥した船内の空気にも対抗できる元気な肌を感じ、それ以後は演奏前でもファンデーションは塗りません。

あともう一つは、

アルコールの量と肌の乾燥度は繋がっているということ。

適度な量ならばお酒は百薬の長。活性剤にもなる。でも船内の乾燥した空気は肌に快速級に攻撃してくる。お酒を飲んだ後とお酒を飲まないを続けた時の肌の質感が歴然と違うのには驚愕させられます。でも地上の湿度ある環境では経験することはできなかった貴重な御告げと思いたい。

そんな経験と尚且つ歌う前には飲めないのだからという理由も手伝い、ではいっそ飲まないことで全て問題解決ね、とあっさり見切りをつけてみた。それ以降アルコールに触った事がない。でも不思議なくらい全く未練がない。きっと一つ知恵を頂けた喜びの方が大きいからだろう。特典は肌が若返ってくれると実感できていること。

私にとって船の乾燥した空気は敏感に真実を伝えてくれる有り難い環境でもあるのだと言えますね。

良い事は導きたい。

でも

自分にとって無駄な事は、

嗅ぎ取り

一切合切削ぎ落としたい。

それが永遠の主義…。

 

5/27

サンプリンセスのワールドクルーズが始まって1ヶ月半の節目を迎えたところで、いよいよサンプリンセスはイギリス、サウザンプトンに到着しました。

私の音楽人生のターニングポイントを創りだしてくれた人!

海外の音楽市場に私を連れ出して下さった重要人物!!

ついに実際にお逢いできた記念すべき日となりました。

この20年、海外のホテルラウンジや客船で演奏の仕事をするようになってからずっと関わってきた専属エージェントのEvaです。

Evaとの馴れ初め。
それは今思い出しても運命のいたずらだったとしか思えて仕方ありません。

そもそも私が応募したのではなく当時のオースラリア人のミュージシャン仲間が自分達の応募したい本命トリオグループだけでは心細いと、私とそのメンバーの内のピアニストの2キーボードでデュオのバージョンも送ってみようと試みたことが始まりでした。
私は言わば控えの様な、又はついでの様な枠組みで代打メンバーとして応募パッケージに組み込まれたのです。

その採用結果が現在に至ったわけですが、Evaは敢えて本命のトリオグループを採用するのではなく、企画想定外だった私のデュオグループを抜き打ち採用したのです。

当時の荒削りな私をよくぞ拾ってくれましたね、と感謝の思いをこの日伝えることができたのは幸せなことです。一つお役目を果たせた様な気分になれました。

採用からこの今回のワールドクルーズの仕事まで、電話とメールのやり取りのみ。

Evaとはインターネットの時代の先駆けの様なビジネスパートナーとの形態なんですよね。

彼女と仕事をし始めた20年前の日本では、人さらいにでもあうんじゃないかと周りから心配される様な時代でした。今でもその当時を懐かしく思い出します。

そんな不思議なまるでパズルみたいなEvaとの関係と歴史がぴたっと完成した様な気持ちになれた一日でした。

人生の重みと感動に包まれる瞬間を体感できたことはこれからの一生の励みであり財産です。

ありがとうございます。 🙂

 

来月から始まる世界一周クルーズに強い味方がお供してくれることとなりました。
これまで演奏契約中に客船でwifiをつなぐ時はもっぱら船内有料wifiに繋ぐかもしくは寄港地ターミナルのwifiをフル活用していましたが
今回で6回目のプリンセスクルーズとの演奏契約を迎えるにあたり、もうそろそろ自分のwifiを持って出かけたらという周囲の薦めもあり。
オレンジ色のファンキーな丸型デザインに惹かれて購入してみたこちら。
Skyroam(スカイローム)は海外対応型のwifiルーターで120カ国以上でSIMカードを購入することなく
ネット環境を手に入れられます。月々定額$99(約11000円)で無制限にwifiに繋がるんです。
4月からのネット環境はこれで準備万端!

暦の上では立春が過ぎ春の訪れを祝ってと言いたい今週でしたが

今日は関東、この時期一番の寒さ迎えてましたよね~!

ここのところ、DAW漬けになると缶詰め状態でホームスタジオに齧り付く様にして(笑)ヘッドホンから流れる音とMACをにらめっこ。一日が凄い速さで過ぎて行く。

でも、ちょっと息抜きもしなきゃと思いながら

みぞれ散らつく近所を散策がてら最寄りのカフェで少し一服。

iPadに入れているのはDAWに関する攻略本。お茶しながらスクロールして…。やっぱりDAWフリーク振りをここでも発揮!?(笑)

今年2019年は音楽活動の多角化を決めているので、それに見合った時間の使い方をしている。

だから休憩と言っても次に吸収したいことが気になって仕方がない。(苦笑)

でも、

覚悟って言葉、私は大好き。

自分の意思と意識が定まる事って爽快。手堅いモノだよね、どんなことでも。

自分の好きな事だもの、やれる限り今やらずしていつやるんだい?、と…。

お茶を啜りながら自分自身に一喝入れておいた極寒の土曜の午後。

皆さま良い週末を!