良いオイルは酸度が低いのが命と言われますが、私のお気に入りのものは、1%台を維持出来ている未精製のExtra Virgin Olive Oilです。抗酸化力高く、

勿論食べ物にかけて摂るのも良いのですが、特に歌う前の接種がおすすめ。

大さじスプーン一杯に(一日に大さじ三杯が目安)とって喉に浸透させる様に飲むと声通りが良くなります。シンガーのお友達のステージで楽屋挨拶させて頂いた折や今まで共演させて頂いたアーティストと関わるたびに、水のペットボトルの横にオイル瓶を常備している光景を暗黙の了解のごとく

目にしてきました。

船の上のピアニスト時代には特にオイルを集中的に取り入れるようにしていました。船上の室内は密封状態で年中強度なエアコンで空気が乾いています。船上シアターでミュージカル公演する俳優さん達はブロードウェイのお仕事と両立して陸と海を行ったり来たりされる方が多かったこともあり、陸で公演する時よりも船の上の乾燥対策に敏感にならざるを得ない為、本当に繊細に気を配っておられました。船上ではオイル摂取に熱心なアーティストが多かったことから、いつの間にか私もそれが習慣化されて現在に至っています。

このポルトガル産のオイル。リスボンに訪れた時に立ち寄ったレストランで使われていました。今迄試したイタリア産やスペイン産のどれにもなかったオリーブの臭みが全くなく、感激して以来使ってます。サラッと軽め、オイルというよりフルーティーなソースみたいで飲みやすい。それ以来こればかり愛用中です。日本に帰国して国内で手に入れることはできないかと輸入業者を調べたら、ご近所さん、鎌倉に輸入代理店があったこともあり、余計にご縁を感じてしまった愛用品です。

ポルトガル料理との出会いを遡るとマカオを思い出します。マカオは元々ポルトガル領だったこともあって、ポルトガル人も住んでいました。郷土料理的なポルトガルレストランからマカオ料理と融合した創作フュージョンっぽいレストランまで、エキゾチックな雰囲気と混じり合ったポルトガルがあったりと面白かったなあ。それ以来ポルトガルの大ファン、大好きな国です。日本人の口に合うのか、何を食べてもポルトガルの現地でもその美味しさを実感できました。

やはり、私達祖先が最初に見た南蛮人だからなのかなぁ?(╹◡╹)

2021年のポルトガルで毎年開催される国産オリーブオイルコンテストでなんと第一位を受賞されたとのこと。納得の美味しさで、やはり多くの人もが認めることだったのかと再認識できた嬉しいニュース。

おかげさまで、このオイルをのど飴がわりに舐めていたおかげで冬の乾燥した空気にも負けず、乾燥も全く感じず、咳も出ず痛まずで過ごすことが出来て朗らかな春を今迎えているところです。

感謝したい出来事に囲まれた穏やかな春です。