今年も我が家へ贈り物が到着致しました。
相方が生前、日本重要文化財指定の美術品、所謂国宝品のコピーライトの英語翻訳のプロジェクトに携わらせて頂いていたことがご縁で親しくさせて頂くサンリツ服部美術館様からの贈り物です。
服部時計店創業者・服部金太郎氏を曽祖父に、お父様の服部一郎氏からお受け継がれになられた美術館を運営される服部聡子様から毎年のようにこうしてお送り頂く諏訪のうなぎ小林さんの鰻の蒲焼。(tel.0266-54-7717 〠392-0012長野県諏訪市四賀赤沼1958-2 :蒲焼通販全国発送)
これが美味しくて
美味しくって!
私の楽しみの一つでもあるんです。
相方亡き後の今年もまたこうして頂戴致しました。
お送り頂いた鰻のパッケージを開封しながら、生前今年の春に相方が私に言っていた一場面が浮かびました。これまで携わらせて頂いたその重要文化財達を服部美術館に観に行きがてら諏訪湖に訪れて、毎回お送り頂く鰻屋にも訪れてみようと体力回復への原動力にするように唱え続けていました。
それも叶うことなく逝ってしまいましたが、一つ励まされることを上げるとすれば、彼が解説文に彩りを添える仕事に携わった数多くのそうした国宝の数々がこれからも日本の大切な一財産として次世代へそして世界中の方々の目と記憶に伝 わり受け継がれて行く貴重品となっている今が存在していることです。
太く短く生きた相方の四十九日もあと二日後に迎えようとしています。
色々な気持ちが入り混じりますが、この日本の地で最期を遂げ、重要な事項に役立つ功績を残しながら
相方がもう間もなくあちら側に旅立てることを誇りに思う今です。
私からのメッセージをもし彼に届けることが出来るのであれば、
これからもあなたをずっと覚えて下さっている方々、そして私のこと。
この先も天高くどこか彼方からかお見守り下さい。
そう願っています。